地面師とは土地等を不動産を利用して
詐欺を働く輩です。
最近では
昨年8月2日に積水ハウスが63億円を
地面師にだまし取られたということで
話題になりました。
冒頭写真は、
私が先日京都に行った際に
タクシーの車内から撮影したものです。
この写真の看板も、
京都駅近くの良い立地にある駐車場に
設置されていました。
ひと昔前の地面師は
法務局備付の登記簿謄本を物理的に改ざん
(謄本原本を抜き取り、自己名義に変更する)して、
所有者になりすましていたようですが、
現在は
登記情報として電子化されているので、
登記簿謄本記載の所有者に
なりすましているようです。
不動産取引は、
お客様から「書面が多い」「確認事項が多い」
と煙たがられることもありますが、
安全性を追求すると、
今後もさらに確認事項など増えそうです。