弊社は自社でシェアハウスを運営しています。
私が管理担当者として、
入居者の皆さんとやり取りしています。
シェアハウス投資問題などで
揺れ動くシェアハウス業界ですが、
今回は現場から生の声をお伝えします。
シェアハウスで最も大切なことは
【管理】です。
通常の賃貸物件の管理とは全く異なります。
シェアハウスでは、
入居者が共用のキッチンやトイレ等を
利用しますので、
お互いがきれいに使用するように
努めなければなりません。
しかし、人間ですから
なかなかきれいに使用できない入居者の方も
いらっしゃいます。
そんな方には
根気強く、しっかり説明し、フォローし、
きれいに使用してもらうように
教育しなければいけない場面もでてきます。
【自分さえよければ】という考えは
通用しません。
これはどこのシェアハウスでも
一緒だと思います。
また、
共同生活の場ですから、
それぞれが不満に思うことも出てきます。
その不満に耳を傾け、
解決策を一緒に探していくことも必要です。
エネルギーがいることだと思いませんか?
だから、
半端な気持ちで投資目的の対象とするような
施設ではないのです。
そして、最近聞いた話ですが、
あるシェアハウスで、
夜中にお酒を飲んで、
徒党を組んで騒ぎまわる入居者がおり、
挙句の果てに、
女性に対する乱暴まがいの事件も起きたそうです。
その時、
管理会社は「注意はしています」
という対応のみだったそうです。
ひどい話ですね。
シェアハウスを運営する方は、
楽しいことばかりではなく、
時には厳しく注意することも必要です。
入居者の方たちと話をし、
管理者としても皆さんとコミュニケーションを
とることが絶対必要なのです。
細かな不平不満はどうしても発生するので、
管理者がいかに対応するかで、
入居者の方たちの快適な生活が
変わってしまいます。
これからシェアハウス運営を検討
されている方は、
本当に自分にもできるかどうか
今一度熟考したうえで
ご決断ください。