5月のGWを利用して、
韓国に不動産視察兼慰安旅行をします。
今回はプサンに行くのですが、
弊社シェアハウスをでて韓国に戻った
元シェアメイトに会うのも楽しみです!
さて、
今回は韓国の賃貸方式について
お伝え致します。
韓国には賃貸方法が2種類あり、
1つは日本と同じような
毎月家賃を支払う方法(ウォルセ/月貰)
です。
そしてもう一つは、
入居前に決められた保証金を
オーナーに一括で渡す方法
(チョンセ/伝貰)です。
チョンセの場合、
入居者は対象不動産の売買実勢価格の
1/3~1/2ほどの保証金をオーナーに
預けます。
そして入居期間中、
家賃は0円です。
また、退去時には保証金が
全額返還されます。
オーナーは全く利益が無いように
思われるかもしれませんが、
オーナーは預かった保証金を運用し、
利益を上げるのです。
しかし、このチョンセ方式、
90年代に韓国内の銀行利子が
10%あったような時代には
よかったのですが、
今のように
利子による収益が見込めないような
時代には合いません。
それにより、
チョンセ詐欺たるものも
存在しているようです。
やはり、
日本と同じような
家賃払いの方が理に適っていると
思います。
先日3月27日に国交省より、
2018年1月1日現在の公示地価が発表されました。
公示地価というのは、
簡単に言うと、
土地の客観的な土地価格指標を国が
公開しているものです。
似たようなもので、
都道府県が行う
基準地価というものもあります。
公示価格や基準地価は、
私たち不動産会社が
物件の査定をするときには
必ず確認するものです。
一般的に不動産は
一物四価といわれ、
一つの土地に4つの価格がついています。
1つは公示価格(今回発表されたもの)
2つめは実勢価格(実際に取引される価格)
3つめは固定資産税路線価(固都税評価に利用)
4つめは相続税路線価(相続税評価に利用)
それぞれで金額が異なるのですが、
一般的に、
路線価→公示価格→実勢価格
の順に金額が高くなります。
※地方等例外もあります。
さて、
今回発表された公示地価の大阪を
観察しますと、
インバウンドの影響で、
梅田地区を抜き難波地区が
府内最高価格となりました。
住宅地でも、
大阪府では10年ぶりに上昇
しております。
住宅地などは
人口流入などが大きく地価に影響
するのですが、
鳥取県の日吉津村は
村の施策で保育施設充実などが
功を奏し、地価が上昇したそうです。
以上、公示地価のお知らせでした。
弊社は自社でシェアハウスを運営しています。
私が管理担当者として、
入居者の皆さんとやり取りしています。
シェアハウス投資問題などで
揺れ動くシェアハウス業界ですが、
今回は現場から生の声をお伝えします。
シェアハウスで最も大切なことは
【管理】です。
通常の賃貸物件の管理とは全く異なります。
シェアハウスでは、
入居者が共用のキッチンやトイレ等を
利用しますので、
お互いがきれいに使用するように
努めなければなりません。
しかし、人間ですから
なかなかきれいに使用できない入居者の方も
いらっしゃいます。
そんな方には
根気強く、しっかり説明し、フォローし、
きれいに使用してもらうように
教育しなければいけない場面もでてきます。
【自分さえよければ】という考えは
通用しません。
これはどこのシェアハウスでも
一緒だと思います。
また、
共同生活の場ですから、
それぞれが不満に思うことも出てきます。
その不満に耳を傾け、
解決策を一緒に探していくことも必要です。
エネルギーがいることだと思いませんか?
だから、
半端な気持ちで投資目的の対象とするような
施設ではないのです。
そして、最近聞いた話ですが、
あるシェアハウスで、
夜中にお酒を飲んで、
徒党を組んで騒ぎまわる入居者がおり、
挙句の果てに、
女性に対する乱暴まがいの事件も起きたそうです。
その時、
管理会社は「注意はしています」
という対応のみだったそうです。
ひどい話ですね。
シェアハウスを運営する方は、
楽しいことばかりではなく、
時には厳しく注意することも必要です。
入居者の方たちと話をし、
管理者としても皆さんとコミュニケーションを
とることが絶対必要なのです。
細かな不平不満はどうしても発生するので、
管理者がいかに対応するかで、
入居者の方たちの快適な生活が
変わってしまいます。
これからシェアハウス運営を検討
されている方は、
本当に自分にもできるかどうか
今一度熟考したうえで
ご決断ください。